アホの食べ物

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私には縁も所縁もないペペロンチーノという食べ物について。

 

最近これをまあまあ許されない頻度で食べてるんだけど、なんだか一食ごとに自分が馬鹿になっていく感覚がする。一回試していただければ言わんとしてることはおそらく理解していただけると思うんだけど、こんなん買ってらんないという常識人のために説明していこうと思う。

(因みに試すなら写真のローソンのものが一番オススメ。麺やらウインナーやら含めて今のところ自分の理想に一番近い。)

 

さて、この商品のどこらへんが馬鹿なのかというと、これはもう構成要素の全てが馬鹿だとしか言いようがない。まず商品名を見てほしい。「大盛 ペペロンチーノ」 知性のかけらも感じられない。

ただローソンの名誉のために言っておくと、ペペロンチーノを大盛で売る文化は全コンビニ共通である。ほとんどのコンビニにはビッグデータというシステムが導入されているが、コンビニというのは家から近いか、どうかで選ばれるため店舗ごとに客層の差はない。そのためどのコンビニでも「ペペロンチーノはデカいほうが売れる」という研究結果が出るため、こうなるらしい。つまりコンビニではなく、ペペロンチーノをわざわざ買うような層が日本中どこを見てもアホという話だ。そもそもパスタなんて自分で茹でれば数十円で作れるんだから。

値段が498円ということで、対して安くないのもポイント。ちなみに袋込みで501円となり、ワンコインにならないのがイラッとくる。これはローソンがアホ。

食ってる時も途中から麺啜ってるのか油啜ってるのかよくわからなくなるし、一人暮らし学生の貴重な一食にしてしまうとここから栄養バランスを巻き返すのはかなり困難になってしまうレベルで偏っている。

あとうちの行きつけのローソン、昼によく米津玄師みたいなロン毛とちょい可愛い女の店員がお喋りしながらシフト入ってるのがちょっと嫌だ。

 

...ということで、コンビニのペペロンチーノは構想から消費までアホしか関わっていない奇跡のアホレーンの上で成り立っていることは自明である。(アホじゃない人がいたらそのときはすみません) ただこの文章力ではアホのアホたる所以が上手く伝わらないであろうことも事実。是非一度コンビニまで足を運んで一回アホになってほしい。

 

※ペペロンチーノだけを買いすぎて店員の間で「ペペロン」みたいな間抜けな渾名が付く前にやめよう。